掛川市薗ケ谷のリラックススペース　Men`s Hair Salon OZA 〜理容オーザ

こんにちは☆



読み返しの本。
じっくり読みすぎて、やっと読破しました。
三浦綾子著『氷点』
僕が読書をするきっかけになった本です。

辻口病院夫人の夏枝が、村井という眼科医に迫られている間に、娘ルリ子が殺された。
辻口はその真実を知り、夏枝には内緒で殺人犯の娘を養女（陽子）に迎える。

初めてこの本を読んだ時、僕は主人公（陽子）の強さと純粋さに惹かれていました。
しかし読み返すと若干感想が変わります。陽子の弱い部分が見えるようになっていきました。

僕にとっては今でもナンバー１な本。
リアルな人間の心情。
現代には（少）ない古き良き時代の思想。
「汝の敵を愛せよ」という教え。
生きるとか死ぬとか愛するとか嫉妬とか憎悪とか純粋とか正義とか悪とか信頼、裏切り…たぶん考えさせられるテーマの中で、いくつ自分が答えを見いだせるのか、作者が読者に与えるテーマは様々だと思いました。